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EPS工法の特長は、EPS(発泡ポリスチレン)の材料特性を有効に利用していることにあります。中でも最大の特長は、その超軽量性にあり、単位体積重量は0.12〜0.45kN/m³と土砂の約1/100と驚異的な軽さを示します。また従来利用されている軽量材料に比べても1/10〜1/40と、きわめて軽量です。 |
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1.圧縮強度 |
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圧縮強度は、20〜350kN/m²を示し盛土としての必要強度を十分に満たしています。
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2.吸水性 |
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独立気泡のため表面に微少量の水が浸透するだけで、それ以降はほとんど吸水しません。
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3.耐水性 |
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ライトフィルブロックの吸水性は、サンプル形状や水圧によって異なります。水深1mで6vol.%程度です。
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4.耐熱性 |
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80℃以下では通常の使用に問題ありません。
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5.燃焼性 |
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ライトフィルブロックは燃焼遅延剤を添加して微少火源では着火しにくくしてありますが、
燃える性質があります。現場施工、保管時には十分火気に注意してください。着火しても火源を取り除けば自然消化します。
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6.耐薬品性 |
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一般的に酸・アルカリ・塩酸などに優れた抵抗性を持ちますが、ガソリンや灯油などに溶解しやすいという性質があるため、コンクリートやシートなどで表面を被覆する必要があります。
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7.耐久性 |
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ライトフィルブロックは紫外線、溶剤、火気などに対しては侵されますが通常の土中においては長期にわたり変質しません。
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8.ポアソン比 |
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ライトフィルブロックのポアソン比は0.05〜0.15です。コンクリートブロックのように自立します。
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9.摩擦係数 |
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ライトフィルブロックの摩擦係数は、EPS同士、EPSと砂、EPSとモルタルで0.5以上です。
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10.断熱性 |
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微細な独立気泡からなる構造体のため熱を通しにくい特性を持っています。
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